パーゴラの種類を徹底解説-天然木・樹脂・アルミ・鉄-
棚上のパーゴラを、商業施設や公共施設で見かけたことがある人もいるのではないでしょうか?日除けや雨除け効果があるパーゴラは、休憩場として活躍します。
このパーゴラには、天然木・樹脂・アルミ・鉄などの種類があるため、要望に見合ったものを選びましょう。
実際に、どのようなパーゴラを選べば良いのでしょうか?ここえは、パーゴラの種類別の特徴について分かりやすく解説します。
Contents
パーゴラとは
パーゴラとは、ガーデンスペースやテラスに設置する木材を組んだ棚のことをいいます。元々はイタリアでぶどう棚のことを指す言葉ですが、日本では「藤棚」と呼ばれています。
住宅だけではなく、商業施設や公共機関の日除け・雨除けスペースとしても設置されることが多いです。
簡易的なパーゴラであれば、DIYキットで簡単に作ることができます。パーゴラの基本の組み立て方は以下の通りです。
[パーゴラの組み立て方]
1. 柱を立てる
埋めたコンクリートの台座に柱を垂直に差し込んで、仮留めする。
2. 屋根の枠になる部分を取り付ける
柱の上部に天井の枠になる横向きの材木(笠木)を地面と水平になるように取り付ける。
3. 柱をコンクリートの台座に固定する
柱と屋根の枠を固定できたら、柱を基礎に固定していく。コンクリートにモルタルを流し込んで固める。
4. 屋根になる材木を渡して固定する
笠木の間に屋根になる材木を渡して固定する。
パーゴラの種類
パーゴラは「天然木」「樹脂」「アルミ」「鉄」があります。それぞれの種類で特徴が異なるため、利用用途に適したものを設置しましょう。
天然木
天然木(ウリン・セランガンバツ・イタウバ・イペ)のパーゴラは、ガーデンスペースとの相性が抜群に良いです。天然木の種類によって、特徴が異なってくるため、理解を深めておきましょう。
(1) ウリン
ウリンとは、クスノキ科の常緑広葉樹で東南アジアが原産地の天然木です。原産地が海辺のため、耐水性があります。また、硬くて重量があるため、耐久性は20年以上とも言われています。アイアンウッドと呼ばれているため、ウッドデッキなどに良く使用されている天然木です。
(2)セランガンバツ
セランガンバツは、インドネシアやマレーシアで生育している広葉樹の天然木です。供給が安定しており、コストパフォーマンスに優れています。安いですが、耐用年数は15年と耐久性もあることが魅力となっています。
(3)イタウバ
イタウバは、南米ブラジル原産のクスノキ科の広葉樹です。油分が含まれているため、経年変化した際に、ささくれが出ません。また、加工性にも優れていることから、イタウバでパーゴラをDIYする方もいます。
(4)イペ
イペは、シソ目ノウゼンカズラ科の広葉樹です。反りやひび割れが少ないため、キレイなパーゴラが施行できます。また、防腐や防虫に有効な成分を含んでいることも、他の天然木との大きな違いです。
樹脂
対候性のあるプラスチックで製造されたパーゴラも販売されています。ホワイトカラーが定番色で南欧風のお庭との相性が良いです。材料が軽いものが多いため、DIYで設置しやすいという特徴を持っています。しかし、強度は劣るため、使用用途に応じて選ぶようにしましょう。
アルミ
アルミのパーゴラは錆に強く、強度も鉄骨との同等の強さを持ちます。場所を選ばずに、取り付けられて耐久性があり、門型のフレームやパーゴラ型フレームまで幅広く対応できます。建物の構造上でオーニングテントの設置を諦めていた方にも向いているパーゴラです。
鉄
鉄のパーゴラは、イングリッシュガーデンとの相性が良いです。鋳物タイプが多く、線が細く複雑な造形にも対応しています。デザイン性に優れていて、比較的安価な価格で購入できる素材ですが、雨に濡れるとサビてしまうため気をつけてください。
パーゴラの施行事例
パーゴラは、さまざまな場所に取り付けられます。ここでは、当社のパーゴラの施行事例をご紹介します。
住宅
広々とした庭にパーゴラを設置して、アウトドアライフを楽しまれるお客様も多いです。パーゴラを取り付ければ、日除けにもなって、ゆったりと過ごせる癒やしの空間を作り出すことができます。
商業施設
商業施設では、定期的に屋外イベントが開催されることがあります。屋根を開閉できるパーゴラを取り付けておけば、観客席をすぐに用意することが可能です。オーニングテントのように建物構造で設置に影響が出ることもなく、場所を選ばずに設置できることから、商業施設や屋外イベント会場にパーゴラが採用されることもあります。
公共施設
公園の休憩スペースの雨風や強い日射しを防ぐ屋根は、お年寄りや子供たちが集う場所になります。また、高さのあるファニチャーは修景要素を兼ね備えており、公共施設の景観を整える作用を持ちます。多くの方が利用する公共施設だからこそ、事故防止もかねて、強度の強いアルミフレームのパーゴラを施行させていただきました。
アルミ製パーゴラの魅力
オーニング.jpが提供するアルミ製パーゴラは、商業施設や公共施設で多く採用されています。なぜ、支持を集めているのでしょうか?
この記事では、アルミ製パーゴラの魅力について分かりやすく解説します。
大型の屋根が設置できる
BXテンパルのパーゴラは、耐久性の強いアルミフレームを使用しています。アルミフレームにレールを取り付けて、キャンバスバーを吊り下げるだけで、最大4m×8mまでの日除け・雨除けが可能となる開閉テントが設置できます。
BXテンパル社のパーゴラは、工場や倉庫などの屋根にも利用されることが多いです。ソラカゼを連結して使用すれば、大型屋根が設置できます。
商業施設に導入される安全性
BXテンパルのパーゴラは、商業施設や公共施設に設置されることが多いです。また、大学などの教育機関のカフェテリアスペースにも採用されています。
BXテンパル社のパーゴラは、アルミフレームを使用しており、高い強度を持ちます。そのため、頑丈な構造で事故などの心配もありません。そのため、商業施設や公共施設から支持を集めているのです。
選べる豊富なキャンパス生地
アルミ製パーゴラは、LIXILやYKKapからも販売されています。他メーカーと大きく異なることは、キャンパス生地に指定がないことです。
BXテンパルにも独自のテント生地がありますが、他メーカーのテント生地を取り付けることも可能です。そのため、デザイン性にこだわることができます。
パーゴラの購入は「オーニングテント.jp」へ
オーニング.jpが提供するアルミ製パーゴラは、鉄骨との同等の強度を持ちます。オーニングとは異なり、建物の構造に依存することなく、場所を選ばずに設置することが可能です。
高品質のBXテンパル社のアルミ製パーゴラは、商業施設や公共施設の休憩所として、導入されることが多いです。また、大型のパーゴラの設営もできるため、工場や倉庫にも利用されます。いかがでしたでしょうか?ぜひ、パーゴラの設営をお考えの方は「オーニングテント.jp」までご相談ください。
BXテンパルのオーニングテント専門店・オーニングテント.jpの特徴
BXテンパルのオーニングテント製品
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