テラス屋根とオーニングを徹底比較!テラス後付けはどちらを選ぶ?
夢のマイホームでテラスを設置したけれど、夏場の日射しが想像以上に強いとお悩みの方もいるでしょう。テラスの後付けとして「テラス屋根」と「オーニング」を選べますが違いは何なのでしょうか?設置して期待できる効果や費用に関する知識を持って、要望に見合った商品を取り付けましょう。この記事では、テラス屋根の後付け方法を比較して詳しく解説していきます。
Contents
テラス屋根とは
まずは、テラス屋根のメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。
そもそも「テラス屋根」とは
1階の掃き出し窓や勝手口、テラスなどに取り付けられる屋根をテラス屋根といいます。屋根はポリカーボネートの素材でできているものが主流です。先が緩やかにカーブしたR型や直線的なF型の商品が販売されています。(※2階のバルコニーに設置する屋根をバルコニー屋根といいます)
テラス屋根の平均相場は、間口2000×出幅1700サイズで約25万円です。
テラス屋根のメリット
・洗濯物が干せる
テラス屋根は、雨や雪を除けてくれるため、雨の日も洗濯物を干すことができます。洗濯物を干して外出した後に雨が降り出しても、洗濯物が濡れることはありません。天候を気にせずに洗濯物を干すことができるため、家事の時短をしたい主婦から人気を集めています。
・ウッドデッキの劣化を抑えられる
雨風や日射しによって、ウッドデッキは傷んでしまいますが、テラス屋根で日除け・雨除けをすれば劣化防止が可能です。ウッドデッキが傷みにくくなり耐久性が大幅にアップします。そのため、キレイなテラスを維持したいという方にもテラス屋根はおすすめです。
・部屋として使用できる
お客様を招いて食事をする際など、リビングの広さだけでは不十分なこともあります。そのような場合に、テラスを部屋として使用することが可能です。天候に左右されずに使える空間は、さまざまな利用用途に活用できます。
テラス屋根のデメリット
・開放感がなくなる
開放感を大切にしたくてテラスを作ったにも関わらず、テラス屋根を設置したら圧迫感を感じてしまうケースも多いです。空間が狭くなるような感覚に陥るので、施工前に広さや圧迫感がでないかをイメージしてみましょう。
・室温が下がる
夏場の日射しを避けられるのは便利な反面、冬場は日射しを室内に取り込みたいはずです。しかし、冬場にテラス屋根を片付けることはできません。そのため、冬場は室温が下がり、暖房をかけなければいけなくなります。そのため、冬場を想定して設置するかを考えてみてください。
・汚れが目立つ
テラス屋根は、ポリカーボネートの素材のため透明や半透明の商品が多いです。このような素材はホコリが透けて見えるため、他の素材より汚れが目立ちます。
屋根の上に溜まったゴミを取り除くのは手間がかかります。テラス屋根の掃除は高所作業になるため、プロの業者に依頼するようにしましょう。
・積雪量が多い地域には不向き
頑丈なテラス屋根ですが、積雪の重量には耐えることができません。雨天時も屋根を片付けることはできません。そのため、雪の重量に耐えることができずに屋根が壊れる危険性も潜んでいます。このようなテラス屋根の事故は多いため、積雪量が多い地域には不向きです。天候に応じて開閉ができるオーニングをおすすめします。
オーニングとは
次にオーニングのメリット・デメリットについて解説します。
そもそもオーニングとは
オーニング(awning)とは、「日除け」を意味しています。ヨーロッパで古くから住宅や商業施設に取り付けられていました。建物の外側に設置して、日射しを調整したり、雨除けしたりする可動式テントのことをいいます。オーニングの平均相場は、間口2000×出幅1700サイズで約18万円です。
オーニングのメリット
・高い日除け効果
オーニングは日除けを得意としています。オーニングの角度は調整できるため、日射しの角度に応じて微調整ができます。そのため、高い日除け効果がある商品を選びたい方におすすめです。
・デザインが豊富
オーニングのキャンバス生地は豊富な種類があります。また、お客様の要望に応じた加工も可能です。豊富な種類のデザインがあるため、建物外観に合うオーニングが見つけやすいです。また、キャンバス生地は汚れが目立ちません。
・利用用途に応じて開閉できる
オーニングは開閉ができます。夏場は室温を下げるためにオーニングを開き、冬場は室温を上げるためにオーニングを閉じるというような使い方ができます。利用用途に応じて、開閉できることがオーニングならではの魅力です。また、悪天候時に備えてオーニングを片付けることができることもテラス屋根より優れているポイントです。
・開放感が得られる
オーニングは利用用途に応じて開閉できるため、圧迫感が出るなどの心配はありません。オーニングを閉じれば、広々とした空間として利用できます。
オーニングのデメリット
・強風に弱い
オーニングも強風に耐えられる仕様になっていますが、強風には弱いです。台風などの悪天候なときには、オーニングを閉じることが推奨されています。天候に応じて開閉しなければいけないため、煩わしく感じるかもしれません。しかし、電動式オーニングを設置すれば、開閉を自動化できます。
・雨除けの効果は弱い
テラス屋根と比較すると、オーニングの雨除け効果は弱いです。そのため、洗濯物を干すために屋根を設置したいという場合は、頑丈な作りをしているテラス屋根がおすすめです。
補足:オーニングの商品選びは慎重に行ってください
オーニングは通販サイトでも購入できるようになりました。突っ張り棒タイプなど、自分で取り付けられるオーニングも登場していますが、強度などを調べた上で商品を購入しましょう。簡易的なオーニングは取り付けても、すぐに外れてしまいます。
テラス屋根よりオーニングが向いている人
オーニングが向いているのは以下に該当する人です。
開放感ある空間を失いたくない人
テラス屋根は頑丈な作りが魅力的ですが、屋根と柱を設置するため解放感が失われます。テラスは解放感が大切だと思う方は、柱の設置が必要なく、必要に応じて開閉できるオーニングがおすすめです。子供たちをテラスで遊ばせたいという方にも、支柱がないオーニングがおすすめです。
テラス屋根の汚れが気になる人
テラス屋根は、ポリカーボネートの素材で透明です。そのため、屋根の上にホコリが溜まると目立ちます。また、設置場所によっては枯れ葉などが溜まりますが、高い位置に屋根があるため取り除くのは大変です。このような汚れた状態が気になる方は、テラス屋根よりオーニングがおすすめです。
外観デザインに見合うものを選びたい人
テラス屋根の素材は決められているため、バリエーションが少ないです。屋根形状などを選ぶことはできますが、多種多様な屋根があるわけではありません。
その一方で、オーニングはキャンバス生地を選べます。加工やプリントすることも可能です。そのため、外観デザインに見合うオーニングが見つけられます。そのため、外観デザインにこだわりたい人はオーニングがおすすめです。
積雪量が多い地域に住んでいる人
北海道や東北地方など、積雪量が多い地域に住んでいる人はオーニングを取り付けましょう。テラス屋根に雪が積もると、重量に耐えられずに故障します。屋根が壊れて事故に発展するケースも珍しくありません。そのため、積雪量が多い地域に住んでいる人は、天候によって開閉ができるオーニングを取り付けましょう。
日除けが目的である人
雨除け効果はテラス屋根に群杯が上がりますが、日除け効果はオーニングの方が高いです。オーニングであれば、太陽の日射しによって角度を調整できます。
また、電動オーニングを取り付ければ、太陽センサーを活用して最適な角度調整をしてくれます。そのため、日除け目的で設置を検討している方には、オーニングがおすすめです。
テラス屋根にオーニングを取り付けよう
この記事では、テラス屋根とオーニングの違いについて解説しました。テラス屋根にもオーニングにも、メリット・デメリットがあります。これらの特徴を理解した上で、テラスに屋根を取り付けましょう。もし、オーニングを取り付けたいと思った方は「オーニング.jp」までお気軽にお問い合わせください。
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